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こどものサッカーに自立は必要ない?
こどものサッカーに自立は必要なのか?
サッカーを習っていたり、頑張っていると聞かれる「子供の自立」という言葉。コーチからも保護者向けに話があるとしたら子供の「自立」を促すように言われるのではないでしょうか?

専門誌を読んでいても、子供=自立を促すことが中心に書かれていると思います。

そんなサッカーの自立と子供について、サッカーの自立とは何を指しているのか?なぜ自立の必要があるのか?実際、トレセンのトップ選手は自立しているのか?そんな「自立」について書きたいと思います。




サッカーの自立とは?

小学生、中学生のサッカーをしている子供たちの自立は、どこまで自立というのでしょうか?まず考えれる自立としては、「朝自分で起きる」「夜自分で眠れる」など、時間を守って行動できるか?が自立と言えますし、自ら時間を考えて勉強なりを行えることを自立していると言えると思います。

サッカーの自立とは何を指している?

サッカーの自立は、物事「サッカーを考える力」(例えば、サッカーの練習方法や目標)を自分で考えれることに対して自立と言われ、自分で何でもできるような選手になることを求められています。これらは一般に言われている自立と同じで、自分の事を自分で行えるようになることを自立として指しています。


サッカーが上手な子も自立はしていない

実は、サッカーが上手と言われるトレセンや全国的な選手(子供たち)のほとんどが自立していないと思います。サッカーやスポーツが上手な子供たちは自立をしていると思われがちですが自分で起きれない子が多いですし、サッカーの教育に関しても真逆なことが多く「親が先回り」している事が多いのです。 多少は自立はしているけど、中身は他の子供たちと変わらないのです。


サッカーの上手さは親が個別指導

少年期から、サッカーが上手いとされる少年たちは、基本は本人の自立とは関係なく「親の先回り」によって上達しています。ですから、サッカーに関して自分で考えて上手になっている、周囲が指す「自立」とは程遠いと思います。この事に関しては、サッカーに限らず、あらゆるスポーツでも普通に行われています。

ですから、「自立」と思って子供に何も指導せずにサッカーを「自分で考えて周りより上手になれ!」というのは、無理な注文です。

それは、卓球を自分で考えて「張本」に勝て、体操を自分で考えて「内村航平」に勝てというものです。彼らは「親の先回り」の代表格なんですから。

近年は、その傾向はサッカーだけではなく、すべてのスポーツに適用されます。
昔のように自分で上手くなる時代は終わりました。
これは、どの国の子供のサッカーも同じです。


コーチの自立しなさいは育成の丸投げ 

少年サッカーでよくみられる光景である「自分で考えろ」などといったコーチングは、自立を促す行為ではなく、ただの丸投げでしかないのです。何がどのようにいけないのか?どのようにしたらよいのか?ある程度のヒントを与え考えさせることが、「サッカーの自立」につながると考えます。

それでも子供たちは自立

上記のように先回りと言いましたが、それらの指導者たちの子供達は一般の子供達より厳しい指導を受けます。遠征や、合宿、荷物の整理は自分たちで行うようになっているでしょうし、多くの遠征などで常に色々な子達、指導者に合い、そしてコミュニケーションをとることを求められますから、そういった面では自立していると言えます。

親の背中に隠れる子供は?

親の背中に隠れる子供は、何かしら自分で経験することを与えれば解決すると思います。特に自分の好きなことに対しては本人も積極的でしょうから、そのような分野で人前で発表できる場を設けることで、自立が促せます。もちろんそうでなくても、団体競技をさせるのも良いと思います。そのような子は、コミュニティの経験値が低いのですから、その経験値を如何にあげてあげることが大切と思います。


さいごに

いかがでしたでしょうか?サッカーの自立と子供たちは、無理に意識をして植え付ける必要はありませんし、自立を促したい場合は、子供たちに自分で理する場を作ってあげれば自立します。例えば発表会や、緊張する場があれば自然と自立をするようになります。

しかし、サッカーの上達での自立に関して言えば、どんな子供も周囲が思うほどは自立はしていないということなのです。