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少年サッカー何歳から始めたらよいのか?

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少年サッカーは、何歳から始めたらよいのか?

ここ数年サッカーの戦術的なトレンドが変わり、何歳からサッカーを始めれば間に合うのか?を考えてみました。 


幼少期からサッカーをする必要がない? 

まず現代サッカーにおいてのトップレベルに必要な能力は、基礎的技術、フィジカル、戦術理解度が優先的に重要で、幼少期からボールスキルの練習をする必要性は感じません。
 
例えば、フリースタイルのようなボール技術は、ほとんど必要としないのと、そのような技術は少年期の何歳から始めたとしても中学、高校で身に着けることが可能だと思うからです。
 
「何歳からサッカーを始めた」は、自慢するにはよいとは思いますが、小6からサッカーを始めてもプロになれると思います。
ただし以下の条件をクリアーする必要があるとは思います。
 

サッカー始めるまでに必要な事

トレセンなどに召集されたい目標があるのであれば、必要な能力はどれくらい必要なのか?を書きたと思います。
 
・持久力に自信がある
・陸上競技を行っている
・野球でピッチャーである
・球技全般に自信がある
・体操競技を行っている
・水泳を行っている
・謙虚である
・客観的にとらえる力がある
 
これらの能力が複数備わっていれば、少年期の何歳からサッカー始めても高いレベルのトレセンを狙えると思います。もちろんなくても、地区トレセンはとれると思います。
これらの能力を持っておらず少年サッカーを行っている選手は沢山いるからです。
もちろん、中学や高校からでもこれらの能力を伸ばすことも可能です。


サッカーを始めるのが遅くても気にしない

サッカーに必要なのは、戦術理解度とフィジカルです。これらをあまり理解していない経験者、指導者は多くいます。技術的なトレーニングばかりする指導者は、あまり好ましいと思いません。練習の強度が弱い状況でトレーニングするのも好ましくありません。
 
始めるのが遅くても、多くのサッカーを見る、適切なトレーニングをすることで経験者を追い越すことが可能です。
もちろんフィジカルに自信がなければ、フィジカルトレーニングをするべきですし、サッカー以外の競技でフィジカルを伸ばすことも検討することが大切です。
 

ボールスキルはそこまで必要ない

遅くサッカーを始めるにあたって気になるのは、ドリブルやリフティング等あたりでしょうか?
しかし最低限のリフティング、マーカードリブル、対人ドリブルは必要できれば、それ以上に追い込んだドリブル練習などは、あまり必要としないのです。
 
例えば1対1やマーカードリブルを延々と繰り返すインスタグラムやyoutubeをよく見かけますが、あまり必要ありません。なぜなら実践では、相手のマーカーは一人ではありませんし、状況を見ながらパスとドリブルを選択するのですから。
 
もちろんボールスキルがあれば好ましいですが、それならもっと実戦形式で練習するべきですし、それ以上に他の事でやることがあるのです。
 
 

本から学べることは少ない

サッカーに関する書籍は多く出版されていますが、サッカー本から学べることは少ないと考えます。もちろん基礎的な技術、名称等を覚えるのに大切でありますが、栄養学やフィジカルトレーニングに関する書籍の方が役立ちます。サッカーの戦術や仕組みに関しては、実際の試合を見て吸収することが大切です。